- きょうの猫村さん 3/ほし よりこ
- ¥1,200
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猫村さん、第3巻・・・・
3月21日発売ですってー!!やったー!!!!(笑)
今回も表紙がいいねぇ。
あぁ待ち遠しい
肺の腫瘍はやはり悪性だった。40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられた俊介は、テレビ画面にふるさとの丘を見つける-。北海道の雄大な自然を背景に、人生の素晴らしさを渾身の魂を込めて描ききる長編小説。
トシ、シュン、ユウちゃん、そして紅一点のミッチョの幼なじみの4人があの丘で星を眺めてから30年。
故郷を離れたものと残ったもの。トシは故郷に残り、東京から帰ってきたミッチョと結婚した。今は地元の遊園地の園長をしている。
幼い子供が殺害される事件が発生し、それが不思議な縁で4人を繋ぐ。
炭鉱の町だったふるさとで過去にあった忌まわしい出来事や、10歳だったころの4人のその後、4人の間にある亀裂。
許すこと・・・他人だけでなく自分を許すことがテーマでした。
肝心なところでは泣かせるし、許し許されるというテーマもしっかり描かれていて、なかなか読ませますが、なんかいろんなことを詰め込みすぎてて、読んでる方はちょっと冷めるかも。
泣かせようというあざとさ(言葉は悪いけど)みたいなのがプンプン伝わってきて。
それから4人に関わってくる人の中でミウという女性が出てくるのですが、この人をここまで関わらせる意味がイマイチ理解できない。
過去にあった出来事が自分達とリンクするからといって、なんでも4人のことを話してしまうユウちゃんの行動もちょっとありえない(笑)
それから殺害された少女の父親、川原さんの関わり方も、リアリティが感じられず。
心情はよくわかるけれど。
感情移入しにくいキャラばかりだからかな。
ただ、「自分を許す」という難しさや葛藤はすごく伝わってきたと思う。
特にシュンの祖父、倉田センタロウの姿が痛々しく、そして切なかった。
とりあえず、本屋大賞の候補にあがったものは全部よんだー!
(ちなみに有頂天家族は5分の1読んでやめました、一応読んだってことで・・・またその内挑戦します!笑)
どれが選ばれるのか・・・楽しみですねぇ。
ついに姿を現した“他のものたち”。彼らに選ばれ連れ去られたジャック、ケイト、ソーヤーは引き離され、別々に監禁されてしまう。そしてヘンリーと名乗って一時期ハッチに囚われていた男の正体が明らかになる。彼は“他のものたち”のリーダー格であり、まるで復讐するかのようにジャックたちを監視し、同時に冷徹に他のメンバーたちを統制していた。一方、海岸に残された生存者たちにも、新たに様々な運命が襲いかかる。次々に明かされる生存者たちの驚愕の過去、ハッチを破壊へ追い込んだ“謎の数字”は一体何を引き起こすのか。誰が生き残り、誰が島の生贄になってしまうのか―。
ついにシーズン3観終わりました・・・・・・・・・・また今回もいやーな終わり方でしたよ・・・・・
またされるこちらの身にも少しはなってほしいですよ!!(笑)ほんとに。
シーズン2終わりで、アザーズに連れ去られたジャックたちを待ち受けていたもの。
そして島の、アザーズたちの秘密が徐々に明らかに。
といっても、またまだ消化不良ですよね。
後半になって衝撃の事実が次々に明らかになって、「えぇー」と思うこともいっぱい出てくるんだけど。
これって本当にストーリーが破綻せず終わらせることができるのでしょうか?
ラストの方はちょっと涙がでます。
「君に会えた夜」とか・・・・もう泣かせるぜ・・・(笑)
ああ気になる。あんな終わり方気になる。彼らにいったい何があったのか?どうなったのか。
まぁ、とにかくまだまだ完結しない物語、楽しみに待っていたいと思います。
次は何をみようかなー。
ある出来事によって記憶の一部をなくした雨村。
その記憶とは過去に交通事故をおこしていたというもので、なぜか都合よく事故のことだけすっぽり抜けてて(笑)そのあたりはうーんと思うんだけど、でもなかなか面白かったです。
あ、帯の煽り文句はどうかとは思うんですが(笑)
ある出来事によって、自分が過去に起こした事件を知り、「いったい何故?」「どんな事故だったのか?」などの疑問が次々にわいてきます。
このあたりはテンポもよくて、真相を知りたくてページをめくってしまいます。
プロローグはその事故にまきこまれた女性の視点で描かれているのですが、それが後半になってどんどん生きてきます。
なんとなく事故について釈然としないものを感じつつ読みすすめたのですが、ある真相が見えてきたときに「あぁ!!」と納得。
雨村の前に突然現れてた女性はいったい誰なのか?
なぜ雨村の前に現れたのか。
気になることがいっぱいです。
真相に明らかになったあと、再びプロローグを読むと怖さも増しますね。
すごい怖いとまではいかないんだけど、少々ぞっとします。
タイトルもよくよく考えると・・・・ね。
そんな目にあわないように気をつけなければ・・・・と思います。
貴志さんは、「黒い家」と「天使の囀り」しか読んだことがないのですが、図書館の新刊棚に鎮座していて、せっかくだからと借りて参りました。
どんな話なのかまったく予備知識もないまま読んだせいで、最初はどんな話なのか見えなさすぎて苦労しました。
わたしの想像力を最大限に働かせてもぜんぜんおいつけない(笑)
でもだんだんにその世界に惹きこまれていきます。
一見どこか懐かしい自然豊かな風景・・・・
貴志さんの生み出した想像上の世界、想像上の生き物。
1000年後の日本。人々は「呪力」を持ち、過去のある出来事から子供達を徹底的に管理する社会。
管理されているとは知らず成長してきた少年少女たちの闘いとでもいいますか、ひとことでいうとSFファンタジー??というヤツでしょうか。RPG(冒険)みたいなところもあり、ホラー的要素もありといろいろでしたが。
正直、斜め読みした箇所もけっこうありました(笑)
想像力の限界を要所要所で感じつつ、なぜこんな世界になったのか、どんな歴史を経てこの世界が築かれたのかが気になって、読み進めていった感じです。
最後まで明らかにならなかった部分もけっこう多く、またところどころで主人公が「この時○○していれば・・・」「この時はまさか○○○だったとは・・・」みたいな描写が多くて、そのあたりはどうなの?みたいな疑問も(笑)
バケネズミ、ミノシロモドキなど不思議な世界や生き物をを堪能することができ、面白かったですが、想像力のない自分を励ましながら読んだので、充分楽しんだとはいえず。
そんな中ラスト一行に思わず噴出してしまいました(笑)
見透かされていた気分です・・・